日本の資本主義はどのように発展してきたのか

今を検証する

このページは、1970年代から現在までの財界(資本)と政府の動きと、この間の社会・経済に係わる統計数値等を一瞥し、産業の空洞化、不安雇用・非正規雇用の増大、貧困化と格差の拡大、社会保障の危機、少子化、等々はなぜ起きたのかを、一緒に考えるページです。 

忙しい方も、このページで、50年間の経済と社会の動きを短時間で合点できること請け合いです。

なるべく順番どおりにお読み下さい。
お読みになったら、討論して下さい。
御意見もお待ちしています。

News(2025/06/21)

ページ1-4-2「2024年「経団連」ビジョン「FD2040」の告白とウソとタブー」を公開いたしました。

是非、お読み下さい。

経団連は、2024年12月9日、2040年の日本のあるべき姿を描いた『FUTURE DESIGN 2040「成長と分配の好循環」〜公正・公平で持続可能な社会を目指して〜』(以下「FD2040」という)というビジョンを発表しました。

石破総理が、自らの党のスポンサーである経団連のビジョン「FD2040」と平仄を合わせて、参院選の選挙公約に「2040年に名目GDPを1000兆円にする」との目標を掲げるとの報道(2025/06/10)を受け、このページを急遽作成いたしました。

ビジョン「FD2040」は、「これまでの日本経済低迷の要因の一つは、国内設備投資の低迷とされる」と認め、政府に対しあれこれとおねだりをします。しかし、日本経済を司る総本山である「経団連」は、「成長と分配の好循環」の「結果として投資超過主体へと転換」するなどと本末転倒のことを述べて、〝ビジョン〟で自らの限界を暴露しています。

このページは、「FD2040」で述べられている「トリクルダウン」のウソに続く新たなデマに基づく、「2040年に名目GDPを1000兆円にする」などというはったりを暴露し、「日本経済低迷の要因」である「国内設備投資の低迷」の真の原因を明らかにし、〝成長と分配の好循環〟への道を解明しています。是非、お読み下さい。

さあ、各ページをクリックして下さい。

このページは、〝資本主義の「黄金時代」〟から〝日本資本主義の終わりの始まり〟までの流れを簡単に見て、2020年までの日本経済の推移を示す幾つかの数値を提示します。

2015年8月は、このホームページを作成しはじめた時です。なので、まず始めに、2015年現在の日本経済を見て、タイムマシンに乗って1955年まで遡り、続けて、2021年末の日本経済の断片を垣間見ます。

まずはじめに、資本主義的生産様式の社会の生産のしくみを極々大雑把に見て、これを踏まえて、前のページ1-2「2015年8月からタイムマシンに乗って、日本を遡る」で見たものの意味を明らかにします。そして、〝ミネルバの梟は黄昏どきに飛び立つ〟という言葉の意味を噛みしめます。

このページは、〈70年代の始め以降、財界が進めた主な政策〉を見て、資本の国内の雇用や産業を犠牲にして海外での利潤拡大を図るという一貫した戦略が今の日本(日本国民)の危機を作り出してきたことを明らかにし、資本の悪事を暴いて、資本と闘う以外に日本再生の道はないことを訴えています。