☆このページは、1970年代から現在までの財界(資本)と政府の動きと、この間の社会・経済に係わる統計数値等を一瞥し、産業の空洞化、不安雇用・非正規雇用の増大、貧困化と格差の拡大、社会保障の危機、少子化、等々はなぜ起きたのかを、一緒に考えるページです。
なるべく順番どおりにお読み下さい。
お読みになったら、討論して下さい。
御意見もお待ちしています。
News(2025/06/07)
1-4〈70年代の始め以降に財界がすすめた政策…「産業の空洞化」への歩みと現在〉をアップデートいたしました。
是非、お読み下さい。
★米国と中国の動きを加筆して、ページに厚みを持たせるとともに、新たに「2024年、経団連「FD2040」の告白とウソとタブー」という章を加え、2025年以降における「資本」との対立軸を明らかにしました。
★経団連は、2024年12月9日に発表したビジョン「FD2040」で、半世紀以上にわたる経済運営の失敗とその基での社会保障政策の破綻を告白し、応能負担(富裕層の負担増)の徹底を提唱しています。
★「FD2040」は「成長と分配の好循環」と「分厚い中間層の形成」を掲げ、「『成長と分配の好循環』のキーとなる分厚い中間層の形成には持続的な賃金引上げが重要で、その実現には働き方改革、円滑な労働移動、多様な人材の活躍推進、労働法制の見直しなどが必要」だとして、その責任を労働者階級に押しつけ、その結果、「成長と分配の好循環を確かなものとし、結果として投資超過主体へと転換」すると、資本主義的生産様式における経済発展の原理を無視したことを、臆することなく、いいます。
★このページは、「FD2040」の「成長と分配の好循環」と「分厚い中間層の形成」に欠けているものはなにか、経団連の国家像実現のための施策についてのウソとタブーを明らかにして、「トリクルダウン」のウソに続く新しいウソに騙されないためのページです。
☆このページは、〝資本主義の「黄金時代」〟から〝日本資本主義の終わりの始まり〟までの流れを簡単に見て、2020年までの日本経済の推移を示す幾つかの数値を提示します。
☆2015年8月は、このホームページを作成しはじめた時です。なので、まず始めに、2015年現在の日本経済を見て、タイムマシンに乗って1955年まで遡り、続けて、2021年末の日本経済の断片を垣間見ます。
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☆まずはじめに、資本主義的生産様式の社会の生産のしくみを極々大雑把に見て、これを踏まえて、前のページ1-2「2015年8月からタイムマシンに乗って、日本を遡る」で見たものの意味を明らかにします。そして、〝ミネルバの梟は黄昏どきに飛び立つ〟という言葉の意味を噛みしめます。
☆このページは、〈70年代の始め以降、財界が進めた主な政策〉を見て、資本の国内の雇用や産業を犠牲にして海外での利潤拡大を図るという一貫した戦略が今の日本(日本国民)の危機を作り出してきたことを明らかにし、資本の悪事を暴いて、資本と闘う以外に日本再生の道はないことを訴えています。